屋内でポーカーゲームを開催する方法について
ポーカーゲームを開催するとなれば、どれくらいの予算を費やすか、どれくらいのチップが必要か、小さなトーナメントを開催するか、あるいはキャッシュゲームを開催するか、によってすべてが異なってくる。例えば、社内行事としてポーカーゲームを円滑に開催したい場合、一人の社員がバイイン、キャッシュアウト、リバイのすべてを管理すべきである。なぜなら、全員が自分のチップを手にすると、正直な人とそうでない人が出てきて、ミスが避けられなくなるからだ。もしくは、夜が更けた頃、2人のプレイヤーがキャッシュアウトしようとしたら、プレイ中のチップを支払うだけのお金がない…なんていうのはよくあるシナリオだ。こうなった場合、イライラを感じてしまう人が出てくる。
【社内行事でキャッシュゲームを開催する場合】
会社の何らかのイベントでポーカーのキャッシュゲームを成功させるのは簡単だが、初回は1つのルールに絞って始めることをお勧めする。バイインを適度なものに設定し、ゲームを円滑に進め、キャッシュをうまくコントロールできるようにしよう。
-
チップの種類と最低賭け金を決める
チップの種類は、少なければ少ないほど良い。はじめから、5色のチップをすべて使用することは避けよう。最低賭け金が50セント〜1ドルという定番の設定にしたいなら、2色あれば十分だろう。1色は50セント、もう1色は5ドルのチップとしよう。一方、最低賭け金が1,500ドルという高額トーナメントでは、5ドルチップ、25ドルチップ、100ドルチップの3色を活用しよう。また、常連のプレイヤーが混乱しないように、できるだけ各ゲームで同じ色を使うようにしよう。
-
最大バイインは100ラージブラインドとする
例えば、5/10ブラインドでプレイする場合、最大バイインは10ドルとしよう。ライブポーカーでもオンラインポーカーでも、ほとんどの場合、このやり方が用いられる。これは、ショッブフェストを避けながら十分なプレイを可能にするためだ。自宅でポーカーゲームを開催するときは、参加者全員と相談し、誰もが納得するバイイン額を設定するようにしよう。1つか2つのバイインを失っても大丈夫なように、全員が合意しているかきちんと確認しよう。
-
アクションをはっきりと声に出して言う
手札の混乱を防ぐために、プレイヤー全員に自分のアクションをはっきりと声に出して言ってもらおう。ただチップを中央に置くのではなく、「ベット」や「レイズ」と声に出して言うべきだ。これはかなり大事なことなので、どこでポーカーをプレイするにしても、習慣として身につけておくのをお勧めする。
【社内行事でポーカートーナメントを開催する場合】
今、社内行事として最も人気のあるポーカーゲームは、間違いなくシングルテーブルのトーナメントだろう。テレビ番組『Poker After Dark』やワールド・シリーズ・オブ・ポーカーでさえも、この種のトーナメントを推奨しているほどだ。シングルテーブルのトーナメントは一定時間行われ、たった一人の参加者だけが勝者となるため、全プレイヤーに人気がある。ゲームは3人から10人で始められ、従来のテキサスホールデムと同じようにプレイする。ただし、それ以上チップを手に入れることはできない。また、勝者が一人に絞られるまでは、プレイヤーは一人ずつ脱落していくことになる。
会社のイベントにてポーカートーナメントを行うデメリットは、トーナメントクロックがないことだ。そのため、ブラインドがゆっくりと上がり、アクションが大きく遅れてしまうことがよくある。ゲームをスムーズに進行させるためには、一定時間ごとにブラインドを上げよう。オンライントーナメントクロックやアプリを活用するのがお勧めだ。また最後になったが、社内ポーカーゲームで許容範囲の金額を賭けてプレイすることは合法であるので、そこは安心してプレイ中は思いっきり楽しもう。