電気代抑えたい人必見!最もエネルギーを消費する家庭用品ベスト5
生きていくためには絶対にかかる生活費だが、ここ10年で最高水準に上昇しており、中でも電気代はかなり高額となっている。一般家庭用品の中には、他よりもずっと多くの電力を消費するものがある。ここでは、家庭内で特に電力を消費するアイテムを紹介しよう。以下に紹介するものをできるだけ効率よく活用することで、電気代を大幅に抑えることができるかもしれない。では早速、見ていこう。
第1位 水回りの家電
洗濯機や食器洗い機など、水を必要とする家電製品。エネルギー消費量は堂々の第1位で、平均的に電気代の約16%を占める。使用する水を温めるために大量のエネルギーが必要になるので、結果的に、最もエネルギー消費の多い家庭用品となるのだ。
アドバイスとしては、衣類はなるべく低めの温度で洗うようにし、水を節約するために半乾きの洗濯物を避けるとよいだろう。食器洗い機にも同じことが言える。「エコモード」がある場合はそれを使用し、満杯になったらスイッチを切るようにしよう。なお、洗濯機に関する省エネアドバイスは、今後のブログ記事でも紹介していく予定なので、ぜひお見逃しなく。
第2位 冷やす家電
冷蔵庫や冷凍庫は、一般家庭のエネルギー消費のうち、約12%を占めている。これらの家電は、四六時中ずっと電源を入れておかないといけず、温度を一定に保つために常に電力を消費している。
物が多いほど冷やすのに苦労するので、節電のためには過度な負荷をかけないようにしよう。また、冷蔵庫は1~5℃の間をキープするのが望ましい。もしキープできていないなら、効率的な温度を維持してくれる優れた冷蔵庫に投資する価値は十分にあるだろう。
第3位 電子機器
パソコンやテレビ、ゲーム機など、昨今では電子機器への依存度が高まっているが、残念ながら、エネルギー総消費量の7%を占め、第3位にランクインしている。基本的なアドバイスではあるが、節電のためにはできる限り電子機器のスタンバイモードをオフにしよう。
第4位 照明
照明は、一般家庭のエネルギーコスト全体の約6%を占め、電子機器の次にランクインした。ハロゲンランプをLEDに置き換えることで、エネルギー使用量を減らせるかもしれない。LEDは寒色系から暖色系まで様々な色があり、自分の家に合った照明器具を作ることができる。一般家庭ですべての照明をLEDに交換した場合、約24,000円かかるが、電気代は年間およそ7,500円節約できる。
もうひとつのアドバイスとしては、使わないときや部屋を出るときは照明を消すこと。これにより、年間の消費電力を約2,300円節約することができる。
第5位 調理家電
日頃の調理習慣が電気代を押し上げていることはないだろうか?一般家庭のエネルギー消費の約4%は、コンロ、オーブン、ケトル、電子レンジなどの調理家電に費やされているとの結果が出ている。もし迷ったときは、なるべく電子レンジを使うようにしよう。というのも、電子レンジは食品のみを加熱し、内部の空気空間を加熱しないため、オーブンよりも早く調理することができるからだ。また、やかんに水を入れすぎないようにすると、年間の電気代を約1,300円節約できる。